歩いて日本一周ブログ

歩いて日本一周する記録とか雑記

免許更新

いももち

昨晩のいももちは美味かった。

ただ分量が適当だったので、片栗粉が少なすぎたようで、あまりもちもちにならなかった。

それでも美味いのだけど。

片栗粉結構入れるんだな。

 

昨晩、夜行バスに乗り、大阪に向けて出発する必要があった。

思いのほかいももち作りに時間がかかったり、途中で燃料が切れたりしたせいで、あまり焼くのに時間をかけられなかったこと、ベビーチーズを包むために一つのいももちが大きくなったことも良くなかった。

片栗粉を多めにして、小さめに成形、ゆっくり火を通せば今度は上手くいきそう。

味は美味かったので文句はないのだけど。

 

 

夜行バス

真夜中にうとうとしながら長距離移動していると、子供の頃のことを思い出す。

母方の実家も父方の実家も関東にあったので、毎年夏休みになると祖父母の家に行くのは大きな旅行だった。

その時、父の運転で車で行き、夜に出発して翌朝に関東に着くという形だった。

しばらく祖父母の家で滞在することもあり、また毎年福島の湖で、母の友人家族とキャンプをしていたこともあり、大荷物で、何回かに分けてみんなで車に荷物を積んだ。

車の2列目を倒してフラットにして、毛布やクッションで柔らかくして、子供はそこで寝ながら行く。

そんな非日常が、たまらなかった。

 

子供の頃、特別なことは何でも楽しかった。

いつもなら寝なさいと言われる真夜中に起きていて、車に乗って遠くへ行くなんて、ワクワクして仕方がなかった。

眠くなってくると、3列目にあるスピーカーに耳を寄せて、うとうとしながら父が流す90年代、00年代のヒット曲を聴いていたのを覚えている。

そのおかげで、今でもそこで聴いていた曲やアーティストが好きだったりする。

 

思えば、あの経験が僕に、長距離の移動が楽しいと思わせる原点なのかもしれない。

子供の頃経験した楽しい出来事は、その後の人生に大きな影響を与える。

それも、思いもしないような意外なところで影響があったりするから面白い。

 

子供の頃、父はよく子供は遊ぶのが仕事だと言っていた。

当時は遊ぶのが仕事なんて子供って最高だな、とか、大人になっても遊んでいたい、とか思っていたけれど、まあ実際その通りになっているけれど、今、子供にとって遊ぶことは、本当に大切なことだと心から思う。

 

 

運転免許更新

大阪から奈良に行き、無事運転免許更新を済ませた。

初回更新者が受ける講習は2時間あり、眠たくて仕方がなかった。

けれど今手の中に、新しい免許証がある。

これで、とりあえず任務完了である。

 

特に何もせずにトンボ返りする。

僕は本来、ここにいてはいけないのだから。

帰りは夜行ではなく、夕方から出発して夜中に着くバスだ。

 

バスの出発時間まで時間があったので、駅のWifiを利用して調べ物をしようと思ったが、ありがちなことに上手くつながらない。

茶店などの店内にあるものでもない、真のフリーWiFiにはよくある。

仕方がないのでそのまま、金を稼ぐ方法を調べていた。

 

そう言えばたまに、クイズやパズルに正解するだけで金を稼げるというアプリの広告が出てくる。

随分都合の良い話で、気にもしていなかったが、探せばそこそこ稼げるアプリはあったりするのだろうか。

Uber Eatsで丸一日使って数百円なら、まだそっちの方がマシではないか。

スマホアプリ 副業』で調べてみると、『1日2万』『月30万副業で稼げる』など出るわ出るわ。

まとめサイトも上がっていて、『安心安全で、稼げるアプリ〇選』などと書いてある。

 

読んでみると、いかに楽に、誰でも、安全に稼げるかが書いてあり、好意的なユーザーコメントなども載っているのだが、結局何をするアプリなのかどこにも書いていない。

公式サイトへのリンクが貼ってあり、まあつまりこのサイトの製作者は、このリンクから閲覧者がアプリを登録することでお金がもらえるのだ。

公式サイトに行っても、頑なに何をするのか書いていない。

ひたすら、〇〇稼げる、誰でも簡単、1日10分、などと主張されている。

中には、簡単に稼げるアプリだが、登録人数に限りがあるので、早めの登録を、なんて書いてあるのもある。

で、結局何をするアプリ何ですか。

と聞くまでもない。

 

詐欺じゃねえか。

 

そういうことである。

さらに調べると、これらのアプリを登録するとどうなるかを書いてあるネット記事もある。

まずラインで友達になり、初期準備としていくら振り込んでください。

でも始めればすぐ稼げるのでなんの問題もありません、と来る。

支払うと、何か教えられるが、その通りにしても稼げない。

今ありがちな詐欺だ。

 

やはり楽して稼ごうとしてもだめだ。

というか、あんまり金金言うのは良くない。

金のことで頭を悩ませると、どうしても変な方向に行ってしまう。

金にはそういう魔力がある。

だから、今回僕が見たような、冷静に考えれば明らかにおかしいアプリに引っかかる人がいる。

そういう人は、殊更に馬鹿なのではなく、金に狂わされているのだ。

 

だめだだめだ。

そもそも、今すぐ金が底を尽きるわけでもない。

もっと少なくなってから、リゾートバイトなどで稼ぐ方法も考えられるし、山小屋バイトでも良い。

ある程度まとまった時間を取れるなら、働ける場所は少なくないはずだ。

 

金や時間に余裕がないと、人は狂っていく。

僕はどちらも余裕があるのだから。

どっしり構えていればいいのだ。

橋の下暮らしだけど。

あーあ、馬鹿らしい。

柄にもなく、つまらないことで焦ってしまった。

 

 

歩いた距離:1km