コロッケ
ブログを書いているのは、大体夕食の米を浸水させている時間と、米を炊いている時間だ。
それで書き終わらない時は夕食後も書くが、書き終わればそのまま公開する。
よって夕食のことが書けない場合がある。
昨日の夕食はスコップコロッケのリベンジであった。
昨日書けなかったので今日書く。
前回はひき肉と玉ねぎを炒める時に塩コショウを忘れた。
今回はきちんと塩コショウしたし、ひき肉に焼色をしっかりつけることでさらに香ばしい風味を足して作った。
劇的に美味かった。
じゃがいもをくれたおっちゃんに拝んで感謝したいぐらいだ。
一処に滞在するとあらゆる面で余裕ができ、まともに夕食を作ることができる。
歩きながらでも不可能ではないはずだが、色々な面で不都合が生じ、夕食に力を入れられないことが多い。
これは慣れで解決できると思う。
天気予報
旅を始めて気づいたことの一つに、天気予報とはあまり当てにならない、ということがある。
もちろん、天気予報で雨が降るとあれば雨が降ることが多いし、晴れるとあれば晴れることが多い。
災害級の大雨を天気予報が見逃すことは少ない。
つまり大変役に立つものではあるのだが、あくまで目安であり、予報は割と頻繁にはずれる。
この旅を始めるまでは、天気予報がはずれても大した弊害はなかったし、それほど天気予報を気にしていたわけでもない。
雨だ、とやっていれば傘を持っていき、それで雨が降らなくても気にならない。
くもりだからと傘を持っていかず、それで雨が降ったとしても、走って家まで帰れば温かい風呂が待っていた。
しかし、旅をしていると天気はかなり重要だ。
今は休止中とはいえ、移動は全て徒歩であり、テントに戻っても風呂なんてない。
今日は、図書館の定休日のため、高知駅の休憩所(スマホの充電ができ、フリーWiFiもある)に行って、午前中はアニメを見たりダラダラしながら募集したアルバイトの連絡を待つことにした。
天気予報では1日くもりだったので傘を持っていかなかったのだが、雨が降り出し、結局1日中雨になった。
昼はテントに戻って鍋に残った米を食べるつもりだったが、雨なので帰れない。
仕方なくドラッグストアとコンビニで済ませた。
明日からは、たとえくもりの予報でも傘を持っていこう。
しかし明日からしばらく晴れの予報なんだよな…
梅雨なのに。
ネット小説
今期観ていたアニメが終わった。
来期は、物語シリーズのオフ•モンスターシーズンが始まる。
pvを見て期待を高めている。
また、この間新刊を買った米澤穂信の小市民シリーズがアニメ化する。
来期はとりあえずこの2つを観ようと思う。
外は雨で帰れないし、観たいアニメは観た。
暇なので、ネット小説を読むことにした。
ネット小説は、1度目の大学受験が終わって暇になった時期にハマり、以来結構の数読んできた。
ただ正直なところ、ネット小説を読んでますと話すのは若干の抵抗がある。
というのも、ネット小説は基本的に素人が書いたものを無料で閲覧できることから、質の低いものも多く、中には『てにをは』すらまともに使えていない作品が評価されていたりする。
また、人間の浅くて小さい欲望を詰め込んだような筋書きが多く、全体的に痛い。
そのため、ライトノベルに親しんだ人ならともかく、一般文芸しか読んだことがないような人が読むと、なんじゃこりゃ、こんなのがいいとか言ってる奴全員馬鹿じゃん、となる。
実際、あちこちで馬鹿にされている。
まったく知らない人のためにどんな風に痛いのか説明すると、中学生男子が妄想するような、教室に不審者が乗り込んできて、それをなぜか妄想の中では無敵になった自分がクールに制圧し、クラスの賞賛を集めるとか、悪漢に襲われている美少女をたまたま通りかかった自分が助けて感謝されるとか、そういう痛い妄想をそのまま小説にしてしまったような感じだ。
まったくネット小説に親しみのない人は信じられないかもしれないが、実際、クラス一可愛い美少女が不良に絡まれているのをクラスでは目立たない主人公がたまたま助け、そこから美少女との恋愛が始まる、なんてネット小説はごまんとあり、そのタイトルは『ぼっちで陰キャな僕がたまたま不良に絡まれているクラス一可愛い美少女を助けたら、やたら懐かれるようになったんだが』みたいなのだったりする。
なお、作者は真剣であり、これはネタではない。
(作者のために言っておくと、このやたら長いタイトルはこのタイトルが良いと思ってやっているのではなく、こうすることで読まれやすくなる理由があるのだ)
ここまでけなしておいて、なぜネット小説を読むかと言えば、ハマれば結構面白いからだ。
最初は、あまりにネット小説文化に染まった作品は読むのはきつい。
しかし、人気作品はプロデビューしている作家が書いたものも多く、ネット小説に染まっていなくても面白く読めるものもある。
書店で買う場合と違って、つまらなければ数秒でやめて別の作品に移行できるため、合わない作品を読む必要がない。
その点は図書館より気楽だ。
そうして、これ面白くない、これは面白いかも、やっぱつまんない、あ、これは面白い! これは微妙…、これは好きだなー、とやっているうちに、ズブズブネット小説の沼にハマっていき、気づけばネット小説に親しんでいる。
大分ネット小説に親しんだ今でも、きつい作品はいくらでもあるし、週間ランキング1位だったりしても、きついことはしばしばある。
しかしネット小説読者は合わない作品は合わないことを知っているので、すぐ別の作品に行く。
僕も今日、合わない作品をいくつも読みやめた末、面白い作品を見つけてずっと読んでいた。
なお、僕はネット小説を読むことを決してお勧めしないが、もし興味があるのなら、人気のサイトは『小説家になろう』と『カクヨム』だ。
小説家になろうは、『なろう系』と揶揄されるように、痛い作品が多いが、累計ランキングトップの作品は、どれも書籍化はもちろんアニメ化されている人気作品なので、読みやすいかもしれない。
アニメ化して売れたのだと、転生したらスライムだった件、薬屋のひとりごと、無職転生~異世界行ったら本気だす~など、どれもこのサイトで誰でも無料で全話読める。
カクヨムは、ランキング上位は小説家になろう同様ネット小説色強めの作品が多いが、そういう流行りに流されない硬派な作品もピックアップされているのが特徴。
少し前にアニメ化された『スーパーカブ』などはランキング外の作品だが、特徴的で面白かった。
ネット小説はパクリが横行する性質があり、流行りによって似たような筋書きの作品がランキングに並ぶことが多いが、カクヨムだとランキング外の作品もピックアップされるのでそちらに目を向けることができる。
最初に読むなら、小説家になろうの累計ランキング上位作品だろうか。
それでも、きついと思ったら無理に読むことはない。
最後のじゃがいも
今日の夕食で農家のおっちゃんにもらったじゃがいもが底を尽きた。
メニューはジャーマンポテト。
みんな大好き料理のお兄さんリュウジさんのレシピだ。
この人の味濃いめのレシピは結構好き。
酒のあてとして作ってるからか、味濃いめなんだよな。
まあ分量はいちいち確認せず適当にやるんだけど。
動画見るだけでも濃いのが伝わってくる。
板状に切ったじゃがいもを焼き付けて焼き色をつけるところとか、なるほどと思う。
コンソメとバターはなかったが、しばらく動かないならまた使うだろうから買った。
バターでにんにくに火を入れるところとか、めっちゃ美味しそうだったから。
最後に、酒でフライパンに焦げ付いた旨みを絡めると。
出来上がったジャーマンポテトはめちゃめちゃ美味しかった。
歩いた距離:2km