歩いて日本一周ブログ

歩いて日本一周する記録とか雑記

小屋作りの本

暑い

最近晴れ続きで、梅雨明けたんじゃないかってぐらい暑い。

朝から異常な暑さだ。


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この晴れ渡った空から暑さが伝わってくるだろう。

時刻はなんと朝5:40である。

この時間から暑くてテントにいられない。

 

だが本当に大変なのは朝ではなく夕方、夕食の時である。

食事を作って食べるのだが、テントの中にいたら蒸し暑くて仕方がないので、作る時は外にいる。

しかし、夕方になるとここは蚊が多い。

作っている時は払いながらできるが、食べている無防備な時に刺されるのは我慢ならない。

そこで仕方なく服を脱いでテント内で食べるが、滝のように汗が流れる。

昨晩なんて顎から滴り落ちる汗でズボンの腿の部分が全面変色していた。

 

ああもう、本当に、蚊さえいなければ。

それでも毎晩数か所刺されるし。

全滅しろ、と毎日思ってる。

 

 

週末農業

自然農法について、日曜日のレジャー感覚でできるのかということを調べるべく、また別の本を読んだ。

ここで僕の無知が判明したのだが、自然農法に限らず、小規模なら週末だけで農業することは可能であり、平日は本業に勤め、週末に農業をする人は珍しくないらしい。

そういえばそんなことを聞いたこともあったような…

つまり日曜日だけで可能かは分からないが、週末だけで自然農法はとりあえず可能のようだ。

 

 

空き家•空き地

特に具体的な予定などはないが、もしどこかで農業を始めるとしたら土地が必要だ。

最初は廃村に一人で移り住むことは可能なのか調べようとしたが、日本の空き家•空き地問題について書いてある本があったのでそちらを読んだ。

 

日本は、土地の所有者をはっきりとさせる制度の導入に失敗している。

おそらくマイナンバーカードでそのあたりをきちんとデータ化する予定だったのだろうが、マイナンバーの導入は初動で失敗した。

その結果何が起こっているかと言えば、土地所有者不明問題である。

長男相続から、分割相続にしたり、相続をはっきりさせないまま亡くなったり、独身のまま亡くなったり、相続しても固定資産税をとられるだけで使い道がないから曖昧にしたまま亡くなったり、そんなことをしているうちに、誰も所有者が分からない、本人すら分かってないような山や土地、家が日本にはそこら中にできてしまった。

これは今後も増え続ける。

 

所有者が分かっていても、空き家の問題は他にもある。

誰も使っていないしいらないけれど、税はとられる、老朽化して危ないし、事故を起こせば賠償しないといけないのは所有者だが、解体にもお金がかかる。

結果、面倒だから放置。

できれば手放したい。

 

そんな、浮いてしまった土地や家が、日本には無数にある。

だから、上手くいけばタダ同然で土地と家が手に入るかもしれない。

そう思ってこの本を読んだ。

 

結果、それは当たっていて、場合によっては、家の中の廃棄物の処理代として、売り手側が買い手側に金を払う形での引き渡しになることもあると言う。

だがこの本で強調されていたのは、そうやって手に入れるのは、その家の出口を考えてから、つまり住まなくなった時にどう処理するかを考えてからにしろ、ということだった。

 

ヨーロッパでは、建てられる家に限りがあって、新しい家と言っても中古が当たり前で、新築なんてなかなかない。

それでも綺麗にして長い間様々な人が同じ家を使って暮らす。

しかし日本は、住まなくなった家は放りだして、どんどん新しい家を建てるものだから、空き家が増え、人が住まなくなった家はすぐに廃墟になり、問題になっている。

 

ともあれ、本の中でいらない土地や空き家をネットを通して売りに出すサイト『家いちば』なるものが紹介されていたので見てみた。

すると、タダ同然とはいかないが、土地や家、また土地と家セットで100万円以下は珍しくなく、20万円ぐらいでもそこそこ良さそうなのはあった。

しかし、これはぜひ欲しいと思うほどのはなかった。

 

 

小屋作り

もし土地だけを買うとしたら、質素な庵でもいいから家となるものは欲しい。

しかしそれぐらいなら自分でも作れるのではないか、と考えて、小屋を作る本を探してみた。

こういうものを読んでおくことで、いざ必要になった時に作り方を覚えているわけはないが、もう一度本を読めば自分でもできることだと認識できるのは強い。

 

DIYというくくりになるようだ。

おしゃれな本が結構ある。

開くと、小屋の作り方が丁寧に書いてある。

思ったより緻密で面倒な作業だが、一番スタンダードなやつならできないことはないと思う。

小屋紹介のページでは、DIYは初めてという人が立派な小屋を作っている。

いや、これは無理だろ、と思ったけれど。

 

作るなら廃材などを使ってできる限り安く作りたいものだ。

 

 

歩いた距離:1km